秋冬のストレスをリセット・免疫力アップ!

2020/10/01

「今ここ」の意識で心も体も温めよう

寒くなると肩こりや腰痛を抱える人が増えます。寒さでギューッと体が縮こまってしまい、緊張した状態に。秋~冬は太陽が出ている時間が短く、気分も沈みがちになります。おうちにいる時間が長くなると、ネガティブなことを考えてしまう人も多いと思います。

ヨガでは、心と体はつながっていると考えます。体の緊張は心を固くし、心の緊張も体に影響を及ぼします。ヨガのポーズや呼吸を通して「今の自分」を感じてみましょう。「今ここにいること」を感じると不安や緊張と距離を置くことができ、ホッとする安心感を得ることができます。

これからのおうち時間では、いつでもできるかんたんなポーズと呼吸法を取り入れて、ぜひおうちヨガを実践してみてください。じんわり温まる感覚や、体がゆるんでいく感覚を意識することがポイントです。ゆっくり息を吐きだす度に心がスーッと静かになっていくのが感じられるはずです。自分の内面を見つめ、心と体の両面から自分をケアしてあげましょう。

おうちヨガの注意

・無理をしないこと。痛みが出るものはやめましょう
・息を止めずに呼吸を感じましょう
・食後は2時間以上の間を空けましょう
・始めと終わりに休憩の5呼吸をすると効果的

[1]椅子を使って行うポーズ

仕事や家事の間など、思いついた時にでき、膝が痛い人にもおすすめ。押し合う時の緊張と、脱力した後のゆるみを意識しましょう。

1. 基本&休憩のポーズ

椅子に浅めに座り、両手をお腹にあてて5呼吸します。
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2. 肩コリに。首肩をゆるめるポーズ

手を組んで後頭部に置きます。ひじは自然に開き、組んだ手と頭で押し合いながら3呼吸。手と頭で押し合っている感じを味わいましょう。終わったらゆっくり手をおろします。
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2.を3回行ったら、1.の基本&休憩のポーズに戻ります。

3. 腰痛に。ねじるポーズ

体を左にやさしくねじり、右手を左足につけて押し合います。右手は膝の外側、痛くないところで。
左手は頭の横に手と頭でも押し合いながら3呼吸。反対側も同様に行います。
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3.を行ったら、1.の基本&休憩のポーズに戻ります。

[2]立って行うポーズ

冷えが気になる時、元気になりたい時は立つポーズがおすすめ。全身の血行が促進され、ポカポカ温まります。

1. 基本&休憩のポーズ

楽な足幅で立ち、両手をお腹にあてて5呼吸。
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2.元気に踊りののポーズ
右手で右つま先を持ち、左足で立つ。怖い場合はここでストップ。
左手をあげて、体全体を前に倒して3呼吸キープ、ゆっくり元に戻る。反対側も同様に行います。
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2.を3回行ったら、1.の基本&休憩のポーズに戻ります。

もっと落ち着きたいときは

あぐらを組み、両手をお腹にあてる。吸う:吐く=1:2の割合で呼吸をします。
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[ヨガの呼吸]

基本は鼻呼吸で行いますが、難しければ口・鼻の無理のない方法で大丈夫です。