涼しくなってきたら注意!腰のケア

2022/10/31

変化の季節はやさしいヨガで自分を見つめる

みなさんの夏はいかがだったでしょうか。楽しかった!暑かった!夏バテした!ほとんど家にいた!色々な想いで過ごされたことと思います。
夏の疲れが体の残りますと体だけではなく、心にも影響が出てくることがあります。上手に秋へとシフトチェンジしていきましょう。

毎年ヨガ教室の参加者数が増えるのが秋です。涼しくなるとヨガをやってみたいなぁと感じられる方が多いのかなと思っています。と同時に、腰に不調を抱えている方も多いと感じます。暑い時期は筋肉が柔らかく、動きやすいのですが、涼しくなってくると少しずつ体が硬くなるようです。
秋はヨガをするのに良い季節です。自分を見つめて観察する時間をつくり、やさしい動きでご自身をケアしてあげましょうね。腰は緊張しすぎも、緩みすぎも痛みの原因となります。焦らずにお休みの呼吸をすることで、腰まわりがちょうどよく緩みます。


腰痛ケアヨガのポイント
・無理をしないこと。痛みが出るものはやめましょう。
・腰痛がある場合は、痛みがおさまってから行いましょう。
・食後は2時間以上の間を空けましょう。
・始めと終わりの5呼吸で腰を緩ませましょう。

あぐらで腰まわし

腰全体を大きく動かし、血流を改善していきます。

1.あぐらで座ります。膝が浮いていても大丈夫です。
あぐらで座ります

2.腰(足の付け根)を起点に、上半身をまわします。3~5周程度。
上半身をまわします

後ろ側にもしっかり倒すのがポイントです。左右前後まんべんなく動かしましょう。
後ろ側にもしっかり倒す

体が前方にある時は息を吐き、後方にある時は息を吸ってみましょう。
前後図
3.反対回しも同様に行いましょう。

座ったねじりのポーズ

固まった腰と背中の血流を良くし、柔らかくします。

1.両脚を伸ばして座ります。
両脚を伸ばして座ります

2.右膝を立て、左手で持ちます。右足と左手で押し合いましょう。
右膝を立て、左手で持ちます

3.右手を後方につき、2で押し合った状態のまま3呼吸キープします。
右手を後方につき

4.終わったら両脚を伸ばして5呼吸おやすみしましょう。
 ここでお休みすることで腰がちょうどよく緩みます。
終わったら両脚を伸ばして5呼吸おやすみ

5.反対側も同様に行います。
反対側も同様に行います


橋のポーズ

腰と背中を鍛えます。
※痛みがある場合はやめましょう。

1.仰向けになり、両膝を立てます。両手は手のひらを下にして体の傍に置いておきます
仰向け

2.お尻を引き締め、ゆっくり持ち上げます。このまま3呼吸キープ。
 もし痛みが出てきたらすぐに降ろしてください。
お尻を引き締め

3.終わったらゆっくり降ろし、足を伸ばして5呼吸お休みしましょう。
 ここでお休みすることで、腰がちょうどよく緩みます。
足を伸ばして5呼吸お休み