毎日毎食フランスパン

2022/05/27

皆さま、フランスからボンジュール!

こちらフランスは強い日差しの連日の夏日が続いており、例年話題になりますが、
今年もやはり雨不足です。
フランス人は太陽が大好きなので一足早い夏の到来に喜びの声が上がる一方、現在世界的に続いている食料・燃料の価格高騰に続いて、水不足による農産物の影響が心配な今日この頃です。

さてそんな心配をよそに、フランス中あちこちにある麦畑が実りはじめました。
フランスは都心部から少し外れると、畑だらけです。風に揺られてさらさらっと深い緑色の麦が流れる景色は初夏の風物詩です。
日本でいうお米の田んぼのような感じでしょうか。夏には、黄金色に成熟した麦の収穫が始まります。

畑

そんな麦を使った食べ物と言えば、パン!
フランスでは欠かせない食品です。なんせ、日本では<フランスパン>と呼ばれるほど。
今回のコラムのタイトル通り、フランス人は毎日毎食、パンを食べます。
ここで指しているパンとは、Baguette(バゲット)のことで、細長い硬いパンです。
では、このBaguette(バゲット)をどうやって食べるのか、ご紹介します。

バケット

まず、朝ごはん。
前日の残りの少し硬くなったBaguette(バゲット)をグリルして、ジャムやはちみつなどでタルティーヌにして食べます。
グリルしてさらに硬くなるので、フランス人はためらいなく、コーヒーや紅茶、カフェオレの入った自分の飲み物のカップの中にドボンと浸して食べます。

詳しくは、以前に配信した<フランス人の朝ごはん>をご覧ください。

マーマレード

続いて、昼ごはん。
外食の場合は、席に着くとカゴに入ったカット済みのBaguette(バゲット)が無料でサービスされます。これを注文した料理と一緒に食べます。
おうちでも同じ。ランチだと簡単にパスタやサラダなどのメニューが多いですが、
それにBaguette(バゲット)を好きな分だけちぎって一緒に食べます。
よく考えるとパスタとパン、炭水化物がダブルで不思議な組み合わせですね。
ラーメンにチャーハン、と同じ感覚なのでしょうか。

お昼ごはん

そして、夜ごはん。
夜も昼と同じ感じですが、メインがあってプラスBaguette(バゲット)をちぎって食べます。
ここでのポイントは、メインを食べた後にチーズを食べるので、
そのチーズにもパンを忘れないこと。

チーズ

番外編は、おやつです。
子供たちに食べさせるおやつがない時には、Baguette(バゲット)に板チョコを挟んで、チョコサンドイッチを作ります。
驚きの発想ですが、数秒で完成します。公園や学校帰りにこれを食べている子供がよくいます。

チョコ

ところで、これらのパンをどうやって調達するかですが、
パリ市内は数歩歩くとパン屋さんにあたります。
田舎でも各町に一軒はパン屋さんがあり、至るところにパン屋さんがあるわけです。
仕事帰りや買い物のときに、行きつけのパン屋さんでパンを調達します。
あるいは毎朝自宅の最寄りのパン屋さんへフレッシュなパンを買いに行く人もいます。
Baguette(バゲット)は細長いので大抵買い物袋からはみ出ますが、それもご愛嬌。
焼きたてにあたった場合は、袋に入れてしまうと熱がこもるので、手で持参。
日本人の衛生観念では理解ができないかもしれませんが、こちらフランスでは袋からBaguette(バゲット)の頭が飛び出していようが、手で持とうが全く気にしません。
コロナ禍で、以前よりは少し気にする人も増えたかなとは思いますが。

そして、よく見かけるパンのつまみ食い。買ったばかりのBaguette(バゲット)の先端をちぎって歩きながらつまみ食い。家に着く頃になくならないように、食べ過ぎには注意です。

川

圧倒的にBaguette(バゲット)食の家庭が多いフランス。
我が家は基本的にお米食ですが、パンの国フランスで、おいしいパンを味わわないのは残念かもしれないと、今回のコラムは考え直すきっかけになりました。
早速、今日はBaguette(バゲット)を調達しに行こうかと思います。