フランス人にとってのエッセンシャルオイル(精油)とは

2024/11/27

皆さま、フランスからボンジュール!

こちらパリでは早々に初雪となりました。
寒波が来たと思いきや、来週にはまた18度近くまで上がる日があるとか。
もう何を着たらよいのか、極端なお天気に振り回されます。
日本も本格的な寒さが近づいていると思いますので、どうぞご自愛くださいね。

さて、寒くなりおうち時間も増える中で家で快適に過ごすための大切な要素のひとつ、香り。日本でもアロマテラピーは人気ですよね。
今日はアロマテラピーで使用される香りのもと、エッセンシャルオイルについてお話をしたいと思います。

オイル

アロマテラピーというと様々な香りを焚いて、リラックスをするために使用する、というイメージをお持ちの方が多いと思います。
自宅でディフューザーやアロマポットを使って気軽に焚いたり、マッサージしたり。

手

その際に使用されるエッセンシャルオイル、日本では専門店以外では雑貨屋さんで購入する機会が多いのではないかと思います。インテリア商品のイメージがありませんか?
こちらフランスでは全く違い、購入できる主な場所は薬局。それ以外に専門店や健康商品を扱う有機(BIO)ショップでも取扱いが多くあります。
そう、インテリア商品ではなく、医療品・健康商品のイメージが強いです。

薬

また、日本でアロマオイルと呼ばれるものは、エッセンシャルオイルとは別物。
アロマオイルとは人工的に作った合成香料、フレグランスオイル。
一方でエッセンシャルオイルというのが本来の精油、植物に含まれる芳香成分を抽出した純度100%のオイルのことです。
もちろん、ディフューザーで炊くのも後者のエッセンシャルオイルを使う方が効果的です。

ドライ

フランスでは、このエッセンシャルオイルを使うこと全般をMédicine douce(セラピー治療)と捉えています。
例えば、アロマテラピー、マッサージ、精神の安定効果、不眠治療などのことです。
治療によっては任意医療保険の対象となるものもあるほどです。
薬局などの売り場では、各種エッセンシャルオイルの他に、塗りたい患部に直接塗れるローラー付きのタイプやカプセルに入った飲むサプリなども豊富に並んでいます。

商品

またおばあちゃんの知恵でもよく使われます。
指の関節症にはユーカリ、炎症にはカモミーユ、かゆみにはラベンダーなど割と一般に知られています。

また上述のようにエッセンシャルオイルは基本的に薬局で購入できるので、香りを楽しむ以外に、薬剤師さんに相談して用途に合わせたエッセンシャルオイルと精製水を混ぜてスプレーを作ったり、アルガンオイルと混ぜて塗り薬にしたりすることもできます。
とはいえ、エッセンシャルオイルは濃縮された生薬。禁忌や使用方法に気を付けることが何より大事。
持病や組み合わせに気を付けながら、このエッセンシャルオイルを使ったアロマテラピーを始めてみてはいかがでしょうか?

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