フランスで欠かせない常備食、レンズ豆
2024/06/28
皆さま、フランスからボンジュール!
フランスで欠かせない常備食のひとつとして、Lentille/ランティーユ(レンズ豆)が有名です。フランス家庭の棚にはパスタや小麦粉、乾物類に並んで大抵レンズ豆があります。
日本ではあまりポピュラーな食材ではないのですが、調理もしやすく栄養満点、おすすめの食材です。
平たく小さな豆で、赤、緑、黒などの色があり茹でて食べます。
プチプチしながらも、中は割とパサパサで、かなり小粒なのですがお豆の食感。
とても古い歴史のある野菜で、石器時代から食べられていたということも分かっているそう。原産はメソポタミア地域で、世界中幅広い地域で生産・消費されています。
注目すべきはその栄養分。鉄分補給に最適とされています。
フランスママは最近鉄分不足、と思ったらレンズ豆を使うくらいです。
フランスでの人気の理由は、その栄養分に加え、調理のしやすさがポイントです。
サラダ、煮込料理、スープ、付け合わせ、なんでもいけます。
煮込みの場合は冬にぴったりですが、夏にはサラダがぴったり。
プティサレオーランティーユという、塩漬け豚やソーセージ、ブロックベーコンなどと煮込む料理は定番中の定番。
古くから食べられている食材のため、若者世代には敬遠されがちだったレンズ豆。
しかしここ数年、エコロジーかつ健康志向なパリジェンヌたちがベジタリアン、ビーガン食に夢中になりだしてから、たんぱく質や鉄分などの栄養を充分に摂取するためにお肉の代替えにレンズ豆が使用されるようになってからレンズ豆のイメージがモダンに変わったように感じます。
暑い夏に向け、栄養をしっかり補給したいこの季節、ぜひレンズ豆を使った食事を取り入れてみてください。
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