皆さま、フランスからボンジュール！

こちらフランスの街はクリスマスと年末の大イベントに向かってキラキラ輝いて華やかさを増しています。


日本とは異なり、クリスマスは家族全員で集まる大切な日。
そして、大晦日31日は友人間での年越しパーティー。
いずれの日もご馳走を頂きますので、年明けはテレビCMがスポーツジムやダイエット食などで溢れ、一気にダイエットムードになります。
これはお正月明けの日本と同じ、でしょうか。


そんなご馳走を飾る伝統的なデザートが、Bûche de Noël（ブッシュドノエル）。


日本でもクリスマスに目にしたことがある方も多いと思いますが、実はこれ、フランスのケーキです。
Bûche（ブッシュ）とは丸太の意味。だからあんな丸太の形をしているのです。
昔の宗教的な文化から来ており、冬至前後に太陽に敬意を表して翌年の豊作を祈願し、神への捧げ物として丸太を数日間燃やしていたことから来ているそうです。


有名パティシエが毎年華やかで美しいBûche（ブッシュ）を販売しますので、そんな中からどれにしようかと選ぶのも楽しみです。

有名パティシエでなくても、街のパン屋さんも一般製菓の販売をストップしてこの時期はBûche（ブッシュ）の販売に力を入れます。


手軽に購入できるのが、大手冷凍スーパーなどから販売されるアイス型のBûche（ブッシュ）。重たいご馳走に胃が疲れるので、アイスタイプは食後にも食べやすいうえに、毎年どれも凝っていて、冷凍だから早めに買っておくこともでき、便利で人気。


日本のクリスマスではサンタクロースの飾りが乗ったケーキが最もポピュラーかもしれません。ぜひとも今年は本格的なクリスマスケーキ、Bûche de Noël（ブッシュドノエル）でクリスマスを祝ってください。