月と太陽、陰陽料理
2022/12/06
地球に生きる生物は月と太陽の影響なくして存在し得ないのでしょう。
地球に生きる生物は月と太陽の影響なくして存在し得ないのでしょう。 昼間には太陽、夜には月のもと、陰と陽のエネルギーが バランス良く働きます。 昼は交感神経が優位に働き行動的に、夜は副交感神経が優位に働き緩やかに休むことになります。
食べ物にもそれぞれ陰と陽の性質があり、陰のものと陽のものを調整して摂ることで、体のバランスが整います。 昼間大いに動き、働こうとするのに体が動かないということは、 体が陰になっているからです。それは陰性のものを過剰に食べているからということになり、食のバランスを立て直す必要があります。
1日の消化器の消化吸収のリズムに合わせると、 昼間は体を陽に、夜間は陰にすると良いことになります。 1年の過ごし方においても、夏の太陽が極陽性になるときは体を陰に、冬の陰の時は体を陽に調整します。住むところによっても、そこで心地よく過ごすためには、環境と体調整をそれぞれ工夫するのが自然です。
自然界のエネルギーが人間にどう働きかけるのか、どう陰陽に調整するの工夫する知恵をもつことは、人間が生き延びる武器かと思います。 食べることで体を養い、調整する工夫として、調味料、調理法があります。 陰の食材を陽に変え、陽の食材を陰に変え、食べられる食材の範囲を広げたことは、他の生物と違うところでしょう。
今回のレシピは絶対的な太陽と月の関係性をイメージして太陽には陽性な素材と調味料、料理法、 月は陰性な柔なエネルギーの素材と調味料、調理法で、バランスを取ってみ ました。
かぼちゃはにんじんより陰性で利尿作用があり、
シナモンが女性の冷え性、生理不順などのホルモン不調に良いので
月の引力とのコラボレーションデトックス作用をスムースにしてくれそう。
かたや太陽の恵みを受けた玄米、ひよこ豆、にんじんは陽のエネルギーを与えてくれます。
ひよこ豆ご飯 にんじんソースかけとかぼちゃのポタージュ
材料(1人分)
- 玄米80ml
- ひよこ豆20ml
- 塩(ぬちまーす) 少々
- にんじん150g
- 赤ピーマン 1個
- トマト 30g
- 玉ねぎ 40g
- にんにく 1片
- だし汁 1/2カップ
- 味噌小さじ1/2
- 塩(ぬちまーす) 小さじ1/3
- こしょう・醤油各少々
- 菜種油小さじ1/2
- パセリ少々
- <かぼちゃのポタージュ>
- かぼちゃ60g
- 玉ねぎ20g
- 葛粉小さじ1/2
- 塩(ぬちまーす)小さじ1/3
- こしょう少々
- 菜種油小さじ1/3
- 昆布だし200ml
- シナモンスティック1/2本
<ひよこ豆ご飯人参ソースかけ>
作り方
1.
<ひよこ豆ご飯人参ソースかけ>
玄米とひよこ豆を数時間浸水してざるにあげ、120ml(圧力鍋の場合※) の水と塩(ぬちまー す)を加えて炊きます。
※土鍋やステンレスの鍋の場合は150ml。
2.
にんじんは乱切りに、赤ピーマンは細切りを7本取り分け、残りは賽の目切りにします。トマトは賽の目切り、玉ねぎとにんにくはみじん切りにします。
3.
フライパンに菜種油を熱し、にんにく、玉ねぎを炒め、にんじん、賽の目切りの赤ピーマン、トマト、だし汁を加えて煮ます。ミキサーで撹拌し、味噌、塩、こしょう、醤油で味を調えます。
4.
1を皿に盛り3のソースをかけます。 細切り赤ピーマンをさっとゆで、パセリとともにあしらいます。
5.
<かぼちゃのポタージュ>
かぼちゃは種とワタを取り、三日月型に1切れを取り分け、残りを2㎝角に切ります。
玉ねぎはみじん切りにします。
6.
鍋に油を熱し、玉ねぎを炒めます。かぼちゃと昆布だし、シナモンスティックを加えてかぼちゃがやわらかくなるまで煮ます。
7.
粗熱が取れたらシナモンを取り出し、ミキサーに入れて撹拌し鍋に戻します。火にかけて温め、葛粉を少量の水で溶いて加え、塩、こしょうで味を調えます。
8.
取り分けたかぼちゃを焼き、7に加えます。
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